明けましておめでとう。2024年も一年、『おとなりに銀河』に負けないくらい面白いアニメをたくさん見たいと思います。
2022年にアニメモチベが復活し、ブログを立ち上げたものの、2023年は全身競馬人間になり、中々記事を作成するに至らず。おそらく今年もガッツリアニメに熱量を注ぐのは難しかろうと思うが、サクっと軽めのやつをポンポン出していければ・・。
まあ過去に打線入りして言及したことのある作品、ようはもう「今更語ることのない作品」は殿堂入りということで、
①セレソンでの知名度があまり高くなさそう
②まだまだ語れていないところが多い
③放送期間はこっちに拠点を移して以降
④最近のお気に入り具合
の3点から総合的に判断し、10作品選出してみた。文章中心になるのであまり面白みはないがたまには・・。
①ハコヅメ
リアルタイムでアニメを見ることの良さが詰まった作品。クール全体の中で、重要となる「何も考えずに気楽に見れるアニメ」があるというのがどれだけ助かるかを、1クール30本以上見たことがある人はよくわかるのではないか。気持ちを入れる前にサクっと再生ボタンを押せてしまえる、そんなアニメのありがたみ。ただそれだけだと、ただのほんわかアニメになりがちだが、ハコヅメにはトータルのバランスが非常に取れている。まずOPの安月名莉子が歌う「知らなきゃ」は警察をテーマにしたサラウンドと神ラップ。素晴らしい曲だ。本編も石川由衣演じる藤の力強さは見ていて気持ちが良い。そして何よりもED。nonocが歌う「Change」、やっぱデコニーナって神だわ。これを聞きに来たと毎回言ってたが、よく考えるとOPも神だし本編も気楽に見れるわりに面白い。あれ?こんなにバランスがとれてるアニメって他にあったか・・?ジャンルも現実の日常ベースというのもそっそ好みでかつ、あまり他と被らない点もポイントが高い。どこかが突き抜けている作品をバカ高く評価する風潮があったが、こういうトータルで勝負できるアニメの良さに気が付いた、そんな作品かな。
②やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
春こき・・・?でお馴染み。この作品に関しては、まさに「そっその好きなアニメ」という条件に合致した。「1点突破式であるところ」+「よく考えたら神だったかもしれない」という例のやつ。2013年の1期は深夜アニメを追いかけだして1年ないくらいの初心者のころで、はえーこれが人気のラノベ作品なんすね~程度でマジで何も感想がなかった。2期は戸松のやつうっさすぎんか?と思ったが、3期については「このアニメつまらんすぎんか?」がメインで見終わったが、その中でも常に「コイツなんなんだ?」と過去最高レベルに毎回イライラさせてくれたのが、なんjでも大人気キャラ「千葉大ネキ」である。考えてもみてほしい。なんも関係のない大学生の姉がズカズカ母校に来て、ドヤ顔で毎回私見を披露してくるやつがいたら、「コイツ頭大丈夫か?」って思うよな。まあ多分大丈夫ではなかったぽい。歴代アニメの中でも「共依存」は相当パワーワードだと思うし、大学生にしては中原麻衣ボイスはババアすぎるし・・
どやぁ・・
あと完OPの謎ダンスすき。
③魔王様リトライ
作品の概要なんかはこっちにまとめてあるので良ければ。リアルタイムで見ることがなかった作品では、これがここ何年かではぶち抜けてよかった。もちろん見るきっかけになるくらいOPが好きだったのもあるが、本編も素晴らしかった。自分が作ったゲーム内に魔王として転生した、という感じで設定や世界観自体にはそこまで独自性があったり、個人的に刺さるものはなかったが、キャラクターの魅力があまりにも強烈で引き込まれてしまった。やはり主人公はおっさんに限る。(とあるおっさん「言うほどおっさんか?」)
こんなに口悪いキャラおったか?ってレベルなんだけど、「ボケカス」ってワードが「いつここ」のせいで刺さる刺さる。ほんとコイツ好きなんだよなあ。全体のギャグセンが高く、もう一度見たいアニメって感じ。真面目にもっと評価されるべき作品だと思う。
④理系が恋に落ちたので証明してみた
こういう知識が身につく系アニメ大好き委員会会長です。1期は良かったけど2期は・・2期の方が10000倍ええやんアニメスコスコスコ株式会社代表取締役です。もうこのアニメに関しては「文句のつけようのない」高い完成度。OP本編EDどれもハイグレード。まさにハコヅメの完全上位互換。ハコヅメ「」キャラクターの使い方が上手すぎる。どのキャラも魅力を最大限に発揮できるような話の構成。やはり胸を打つのは、1期あえて完全ツッコミ役として舞台回しに徹底させていた言葉を
その普通さゆえに思い悩む葛藤を描き、解決していく物語を2期後半でしてキレイに締めくくるあたり、アニメとしての構成が美しかった。
ここすき。
2期も詳しい解説は↓こちらの記事からも。1期はあまり触れていないが、普通に色んな知識が得られるし、シンプルにラブコメディとしてよくできているのでいいと思う。ジャンル勝ちの上、OPEDも神で本編も強かったらそらそうよ。
zeminantokanarannoka.hateblo.jp
⑤ブルーピリオド
このアニメはそっそにとってかなり革新的な作品だった。アイスと一緒に毎週見たが、それから1年後くらいに?アイス「歴代最高のアニメはブルーピリオドである」という謎の超再評価が行われ、ワイ「言うほど当時そんな絶賛だったか?」とか思ったし、なんなら内容あんまりワイは覚えてなかったりで、あんま印象に強く残る作品ではなかった。ただただ花守が大暴れしていただけのイメージだったが、近年の花守バブルもあり、これもう1回見てえ・・となり無理矢理ネトフリ加入して二人で見直すことに。やっぱ神だったわ(定期)ということで自分発信でなく、人から言われてもう1回見たら神だったパターン。これは多分過去に前例がない。自分が見たアニメは少なくともほぼほぼ評価を覆すまでにいたることはそこまでなく、(櫻子さんとかは近いが、あれはそもそも他の人間が大絶賛しているわけでなく勝手に絶賛してる定期)人が良い!と言うものであっても、実際見直すと良いと思えるアニメもあるんだな、と。ぶっちゃけそれだけこの『ブルーピリオド』という作品が素晴らしいわけです。いやまあこのアニメに関しては見れば絶対みんな良いと言うと思うので、特に語ることはないが、強いて上げるならやはり最高神キャラ「リュウジ」でしょう。
美術とLGBTを一気に学べる作品はブルーピリオドだけ。いますぐネトフリに加入だ!
アイス「OPとEDは殿堂入りさせたぞ」
ワイ「そらそうよ」
⑥阿波連さんははかれない
ぶっちゃけこの記事で語りつくしてたわ()まあ追加で良いたいことは特にないけど、このレベルで面白いアニメってありそうでそんなないよなぁって去年感じましたね。ラブコメディのコメディが好きなんだけど、中々笑えるやつが少ない中、これはガッツリ笑えるのが最高っすね。
zeminantokanarannoka.hateblo.jp
⑦であいもん
何回このサムネ見せられるんすかね・・。語りたいこと?ない!神(あのさぁ)
ジャンルが強すぎるのでそこだけちょっと脱線して・・。元々小学生のころからこういう「家族」を中心とした家業メインの作品「わたおに」が大好きで毎週テレビにかじりついていた。今思えばどんな小学生だよ・・。
こういう家族関係の機微、みたいなものが複雑に絡んだ人間模様をあれこれ考えながら見るのが好きなので、であいもんみたいな作品はアニメとして貴重でありがたいわけなのですね。じゃあお前ドラマ見たらええやんって、こっちは去年ティーバに課金してわたおに1期全50話見たんだよなぁ?(謎のブチギレ)
であいもんの話しろ?
まあ特筆してここが!というよりも全体として流れる温かな空気感が好きなんすよね。全100話くらいをのんびり垂れ流したいような作品。サザエさんの枠をもらって100年くらい放送してくれ。
⑧弱キャラ友崎くん
絶賛放送中の作品ですが、これは絶対入れておきたい。文章にする機会がなかったが、語り応えという点に関してはこの作品に勝るものはないかもしれない。とにかくテーマ性が強く、陰キャと陽キャという我々現代キッズには夜も眠れぬ大問題なわけ。争点の1つとして陰キャと陽キャどちらが上なのか?というのがあり、どちらも経験した人間からすれば明確な上下が存在するという意見。陽キャから陰キャになった人、陰キャから陽キャになった人って、結局元々いたキャラに不満があったから後者になり、そして後者の立場が上だと主張するに決まってね?と思っちゃうのは陰キャでしか生きたことのないザコだからなのだろうか・・?
論理立てて相手に自分の思考を説明していくレスバトルスタイル好き
明確に目標を立てて、課題をこなし目的に向かって進む、というのを論理的にわかりやすく展開しているところなんか、ワイの生き方みたいですごい好き。
2期はいったい何を見させられているんだ・・?
かねもっちゃんの声はJKにしてはBBAすぎる!!!!!!!!!
⑨カワイスギクライシス
花守バブルの象徴。令和の火の鳥(虫プロ「これまじ?」)株価の上がり具合では他の追随を許さない神。序盤中盤までひたすら同じじゃね?つまらないアニメ代表だったはずなのに、いつの間にかこのアニメの奴隷になっていた・・。地道に1つの武器で戦い続けるアニメは、他のアニメが力尽きてくるあたり(10話くらい)でようやくキレ味発揮するんだな、って思わされた。リアタイで見ることの良さを改めて実感させられた。ぶっちゃけ中身に関してどうこう言うものはないが、好きなアニメってこういう風にできるのだな、とその過程を楽しませてもらった作品で思い出深い。声優の力ってすごい。
⑩ウマ娘2期
さすがに人生を変えすぎたアニメ。俺の100万円以上奪ったとも言える問題作。前提としてウマ娘というコンテンツ自体はもはや敵よりだ。Twitterでウマ娘アイコンのやつが競馬わかってます的なのが流れてきたらすぐにミュートするのが俺の仕事だ。ウマガイジが競馬を語るなよ・・。(うーんこの)
ウマ娘1期は正直普通以外何者でもなく、今となれば3期よりは多少は・・?くらいの感覚。3期はまあこんなの見ても競馬に興味持つやつおるんか?ってレベル。だからウマ娘というコンテンツが凄いというよりはとにかく何よりも「トウカイテイオー」がただただフィクションを平気で超えるような馬だから2期はすごい。
ラノベを超えた藤井そうたみたいなもんだと思ってもらえれば。
普通に記事つくってるだけで泣きそうになったわ。まじで最終回だけ10回以上見たね。そして毎回絶対泣くんだよな。
まだ存在価値があったキタサンとサトダイ。3期?しらんな
ルドルフ(テイオーの父)の「いけっ」で毎回涙が止まらんくなるな
はえ~・・でも所詮アニメやからね、ってご都合勝利エンドを見ると毎回思う。
でもこれは現実に起きたことなんだよな。前回大敗からの故障して1年後のレースで、しかも前回よりはるかに強い相手に勝つなんて、現代の競馬からしてもありえない。
多分もう二度とないかもしれない奇跡なんだわ。現代の方がまだ可能性がある、というのは調教技術の発達によりレースを使わなくても馬の調子を上げやすくなり、ぶっつけ本番でも勝てる馬が増えたということ。
トウカイテイオーの時代なんか、レースを使ってなんぼで、1年ぶりにレースに出るなんてそんなの完走できればええやん的なノリだった。それがまさか勝つなんて・・というお話。去年も1年ぶりにG1レースに出た馬がいたが、当然結果が出なかった。しかもテイオーから30年、1年間隔が空いた馬でG1レースに出走した場合は3着以内もいない・・。そして一番好成績が「ヤマニンシュクル」の4着が最高。そしてヤマニンシュクルの父はトウカイテイオーであった・・・血のなせるドラマよ。
そのほかにもライスとマックイーンの対決やツインターボのオールカマーなんかもほんとに名勝負で1990年代前半のあの「オグリキャップ」から受け継いだ熱があった時代なんだなぁ・・日本がほんとに勢いがあった時代なんだなぁ・・てこのアニメを見ればそれが伝わる。そんな作品。競馬のすばらしさがつまってる。ほんとによくこんなアニメがつくれたなあと思う。この作品を見て競馬を始めたことは誇りに思う。あ、オグリのシグルイは全巻買ってよんでるけどこれはいい。まあオグリという馬があまりにも現実離しすぎてヤバイし、そういう馬じゃないと作品にするのは難しいよな・・。キタサン・・。
番外編
次世代を担うクソアニメはこれで決まり!
(ついにファイアフォックスでもスクショできんくなった模様)
↑最後に素敵なおまけ動画をつけておしまい。