THE LEGEND OF HEI

僕が選ぶ未来

新打線 6番はバランスのとれた優等生  

ガリレイドンナと双璧をなす神キービジュアル。この1枚でユニークスキルという作品の全てが表現されてると言っても過言ではないでしょう。

リョータ一家のメインポーズほんとすき

 

作者の偏った思想

水樹奈々のアナグラムでおなじみ、「三木なずな」御大。数多のなろう系作品を世に送りこんだが、以下のポリシーにより生み出されている。

赤松健の提唱する楽しみ代(自分が作品を書いてると楽しいのは自らが楽しみ代を払っているため儲からず、読者を楽しませることを考えて書くと楽しみ代が自分に入ってくる、という理論)を極限まで拡大解釈して「自分が死ぬほどつまらないと思うもの」を書くようにしている。面白い作品を書くには、量をこなせばいくつかは人気が出ると考えている。ザ・商業作家ですやん。

 

自分が好きなもの書いて飯が食えるほど”なろう”は甘かねえんだよコノヤロー!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

つまり我々は作者が「死ぬほどつまらないと思うもの」を

 

おもしれ~~~wwww

 

って言いながら見ているらしい

 

↑言うほどそうか?って思うけど実際「つーまんね」て言いながら見続ける人の方が少数なんだよなぁ

 

まあそれを前提として、この作品と向き合っていくべきだと俺、思うんだ(謎)

 

好きなポイント

①俺たちのMAHOFILM

②謎のアイキャッチ

③常識破りの名場面たち

 

①に関しては説明不用。ギリギリの予算を巧みに使いこなし、名作を作り続ける制作会社の鑑。たとえお金がなくても創意工夫を忘れない。

 

MAHO FILM「夢を与えられる、魔法のようなコンテンツを創り続けたい」

ありがてぇ・・・

 

②謎のアイキャッチ

神達に拾われた男2クールを2周したヘビーマホフィラーワイ「これこれ!」

「もうアイキャッチしたくないのですぅ~~~!!!!!!」など

謎の内輪ネタで毎回視聴者を置いてけぼりにしていくぅ!!!!!!!

 

 

③常識破りの名場面たち

その前にせっかくマホフィルブログの方に各回画像があるので、振り返りをしていく。

ワイ「1話からだいぶ面白れぇよ・・・」

なずな「えぇ・・・(困惑)」

家がないので一生ダンジョンで暮らしてるエミリー。そんなことある?

社畜主人公はこの世界に来るまで数年間まともな食事をしておらず、エミリーのスープに感動して、お礼に家をプレゼント。築87年で草。食事できないほどの社畜って・・・・

勘のいいガキ「あのさぁ!これユニークスキルとかじゃなくて、ただドロップスキルがオールSってだけだよね!!!」

そうだぞ

説明すると、リョータはレベルが1でカンストしちゃうクソよわに転生するも、唯一のドロップスキル「S」で自分のみ得ることのできるレアアイテムの効果で、レベル据え置きなのにパラメーターだけ上がっちゃうんだぜ?これをユニークスキルと言うかは個人の判断に委ねる。

サトウリョータ→ハローヨータに聞こえる世界観らしい。この辺もユニークな設定でいいね(大絶賛)

アバンで急に現れる謎のゴリラ。毎回先週見逃したか?と一瞬思っちゃう。今作品は作画節約のためにアバンは今回の見どころを抜粋する珍しいタイプ。それなら先週の振り返りではいかんのか??

↑ユニークって意味わからんかぁ

歴代バニーキャラを全てこの世から葬り去った神神&神。マホフィルは高野麻里佳と共にある。ちなみに石川プロは主演3作目が決定。こいつらは家族を人質にとられているのか?

マホフィル「俺たちの家族がそいつらに人質にとられているんだぞ」

テレビ台は甘え

これなんの仕切りなんすかね・・?

この辺勢いあってすき。

魔法カートとかいうパッと見ただのバカでかいカートにしか見えないやつすき。基本スペックでも死ぬほど高くて笑う。性能がいいやつはここに入れると自動的に家に転送できたりする。ならデカくなくてよくね?

ドロップアイテムを人気の無い場所に長時間放置すると生まれるモンスター「ハグレモノ」ゴリラ。ゴミでも発生するなら、こんなん町中モンスターだらけになるに決まってるよなぁ。

 

ハグレモノからすげーのドロップできるから、ダンジョンから外にぶん投げて倒すの草

いまさらながら、なんでそんな持ち手細くしたのか謎なハンマーすこ

緒方恵美最高傑作定期

エミリーのかあちゃんがほとんど外傷0なのに、なんか死んじゃう回。明らかにダンジョンみたいなところなのに、ハグレモノのドラゴンっておかしくね・・??

?????????????????????????????????????

マホフィラーならご存じ、異世界スマホからのお抱え福緒唯による脚本。ひえ・・

後ろの豪快にスイカ食ってるやつすき

煽りもやしとかいうレジェンド

リョータ「あれは月100時間を超える残業をしていた人たちの顔だ…… 」

中国って残業とかいう概念なさそう。というかサブタイ美人さん登場なのに、最後少し出て終わりなのどうなってんの?

こいつきもくて草

胸肉ドロップしてくるくるエミリーかわいい

こいつもきっしぇ~~

敵が魔法使うにしては距離めっちゃ近くて笑っちゃうんだよね。

やっぱめぐみんよりはるかに面白いっすわ。

やっとエミリーのハンマーが逝く。よくここまで耐えたな。

謎の過去回想で現れるリョータらしきガキ。どうなってんの?

すったもんだで仲間になりました。

魔力嵐のせいで体調を壊す魔法使い

魔力嵐の影響を受けない家に引っ越す人たち

ようやく登場、アリス=ワンダーランドさん。この子の仲間になる経緯は中々目を見張るものがあった。

リョータの前に定期的に現れていたブラック冒険者チームのリーダーのジジイ。リョータは転生前の前世でブラック企業による過労死しそうになっていた経験から、前々から良く思っていなかった。

アリスはレベル2でカンストというクソごみステのせいで、どこのチームにも入ることができず、唯一入れてくれるところがブラックチームだった。見かねたリョータは突然

リョータ「お前には渡さない。俺たちがもらう。改めて仲間にならないか?」

アリス「なる。(即答)」

こんな当人にはなんにもドラマ性の欠片もなく、主人公チームの重要な1人が埋まるのを見たことがない。しかも10話まで引っ張ておいて3分くらいで仲間になるなんてあるか??

常識を疑え

福緒松「今回も私が書いたぞ」サンキューフック

タコ焼きの大きさ、さすがに違いすぎる定期

唐突に雑な日本語出てきて草

ニホニウムのダンジョンマスター(ラスボス)との戦闘がはじまり次回へ。

ある意味この最終回が打線入りの大きな決め手となった。

このラスボスは最初リョータの攻撃が全く効かず、倒し方がわからなかったが途中から攻撃する瞬間、その箇所のみ実体化することに気づく。カウンターの要領でひたすら撃ちまくる。途中別に攻撃箇所じゃねーだろっていう顔に普通にパンチ入るし、謎に頭突きでダウンとった後は、頭部に3発撃ち込んで射殺。いや、そこ全く攻撃箇所じゃないだろ。


そんなガバガバ設定は別にどうでもいい(直球)


ワイにとってこのシーンが何が衝撃だったかまとめ
①ラスボスなのに一言も喋らない
②ゆえに主人公との掛け合いもなし
③あっさり終わる

ワイがマンネリと思う最終回は、ラスボスとの無駄なおしゃべりバトル。お互いの大義などをベラベラ語り、それっぽく戦って終わり的な原作ありファンタジーで1億回見た流れ。「ユニークスキル」は完全に一線を画するバトルを見せてくれた。というかそもそも戦闘シーンに興味がないワイにとってこれほどありがたい最終回はない。

エミリー、膝にすっともやしを乗せる。ここすき

姫(超晩成)1~94レベルステータス変化なし。レベル99でオールA

晩成とかそういう次元じゃなくて草

魔法カート置いてる部屋なんか草。屋外なのここ?

みんなでパーティーして、リョータがダンジョンに途中退場しておわり。いいアニメだったね。



あとがき

今回の新打線はなるべく「OPとED」に触れずにやっていこうと思って、ここまで一切書いてきませんでした。まあそこ基準にすると「音楽打線」と被っちゃうもんでさ。それでも「ユニークスキル」という作品をより好きになるきっかけのひとつにOPとEDはあるわけで・・。まあそこにあえて触れずとも十二分なくらいに魅力のある作品、というのも選考基準の1つだったり。話がそれましたが、改めて「ユニークスキル」というアニメの魅力はなんとなく伝わったと思う。作者が飯を食うために商業作品として生み出した。それがマホフィルの熱い情熱が加わることで、こんな「今まであまり見ることのなかった」ありそうでなくてもいいアニメが生まれちゃったわけで。大事なのは、その一般的には受けが悪そうな型破りが、自分にとって刺さるかどうか。アニメが実は好きじゃないかもしれない、というスタンスのワイにはビシバシ刺さったんすね。

 

「面白さとはまた何か違った引っ掛かり」

 

それこそがそっそにとっての打線アニメなんだと

改めてそう思わせてくれた快作だよ。