令和の火の鳥
zeminantokanarannoka.hateblo.jp最近書いたこちらの記事にても解説したが、今回はよりこの作品の魅力について語っていきたい。
1話から最終回まで宇宙人が地球の生き物を「かわいい」って言うだけのアニメ
それだけで1クール12話やれるってことがまず凄い。ブレることなくひたすらやり続けることでいつか花開く、セレソン民なら「ティンゴくん」で教わったことだろう。
主人公のリザ・ルーナ。不思議な魅力が詰まった宇宙人。花守ゆみりの具現化。数あるアニメの中でもここまでハマってるなぁと感じるキャラも少ない。
「オネガイシヤァス!」だいすき
リアクションが人間に比べてバカデカいことをちゃんと理解した上で毎回ひっくり返ってるのすき
この作品に関しては、どこがこうというわけでもないので、個人的に惹かれるポイントを話すると、人間賛歌ならぬ生物賛歌の部分か。
表リコリコでおなじみ「ゲド戦記」
ワイはアニメにおいて「人が死ぬ」という表現が嫌いだ。単純に良い気持ちがしないし、悲しい気持ちになる。もちろんそれが悪いやつなら一考の余地もあるが、そもそも死なないといけないレベルで悪いやつが出てくる作品もあまり好きではないのかもしれない。
ご覧の通りワイの打線アニメは人が死ぬケースは少ない。
ガリレイドンナ「?????????????????????????????」
もしドラの夕紀「ほな、また・・・」
海崎の会社の先輩の伊藤静「海崎くんは大人になって・・・・・・・・」
まあまあ死んでるやん
だから、実際死んでるシーンに関しては作品の中では好きなシーンではない。別に上記の全てが生存だったとしても評価は据え置きかプラスにしかなりませんよという話。その辺は過去に乱歩奇譚を例に散々語ったが、話の都合上殺されるキャラみたいなのが不憫でならない。まだメインキャラがかっこよく死ぬシーンとかは許せるが・・。
↑言うほどカッコイイか?(なんか急に死んで草)
トリアージの嫌いな回。主人公が「こいつら許さねえ」という描写を入れるためだけに殺されるモブアイドルちゃんが可哀想でならない。
さて、エアロのあたシコ論争以上に大脱線したんで、本線に話を戻すと
こういう人の命を大事にしないアニメども!!!!!!
の超絶ウルトラ対極に『カワイスギクライシス』があるから好きなんじゃい、ということ。
終盤に訪れる地球人と宇宙人の戦争・・・?
ワイ「こういうのでいんだよ、こういうので」
終盤の謎シリアスで得したことがアニメを見てきて1度でもあったか?1話の空気感をキッチリ最終回までやり切ることって、簡単なようで難しい。どうしてもマンネリになっちゃうから。ただ序盤中盤はまだつまんないアニメの空気を出しつつじっくりせめて、終盤から徐々にキャッチーな回を入れ、ここまで見てきた視聴者のハートをしっかりつかんだままゴールイン。素晴らしい構成だ。
まああとはシナジーエスピーの作品の絵が好きなんだよ。どのへんがとかはまあよくわからんけど。なんか丸っこくてかわいらしい絵が多い。
あとは個人用に好きな画像貼っていくわ(自由)
実はあまり知られていないが、ワイはデフォルメちっくな絵が大好きなんだぜ。
まとめ
こういう作品ってワイの打線には非常に入りづらい。クソアニメでもないし、ずば抜けて特筆する点がない作品って、結構多いから差別化しづらい。そんな中でワイの打線にぶち込まれているということは、余程キャラのパワーであったり、作画であったり、作風であったりが好みであるということだと思う。ぶっちゃけなんでこんなにこのアニメを好きになったのかよくわからないが、1つ確かなのは、この作品をリアルタイムで見ていた、かつ他にもかなりの数の作品も同時に見ていたということ。他のアニメが後半軒並み失速していく中、同じスピードで淡々と走りつづけてきた『カワイスギクライシス』が他作をバッタバッタと差し切っていく姿に惚れたのかもしれない。2023年になってもまだまだこうやってちゃんとリアルタイムでアニメを追うことの大事さを教えてくれた名作だ。